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Deep Hearing and Healing / 『Wheel of Dharma』

『親鸞の生命観
縁起の生命倫理学』
 
2007年5月出版!詳細はClick↑
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last updated April 27, 2009 



アジャセ王の救い 
 ― 王舎城悲劇の深層 ―』
2004年5月出版! 詳細は↑Click!↑
 

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真の贅沢

「真の贅沢というものは、ただ一つしかない、それは人間関係という贅沢だ。
物質上の財宝だけを追うて働くことは、われとわが牢獄を築くことになる。人はそこへ孤独の自分を閉じこめる結果となる。・・・
僕が、自分の思い出の中に、長い嬉しいあと味を残していった人々をさがすとき、生き甲斐を感じた時間の目録を作るとき、見いだすものはどれもみな千万金でも絶対に購いえなかったものばかりだ。」

(サン=テグジュペリ 『人間の土地』 42頁 新潮文庫)
 
これは、『星の王子さま』という有名な物語を書いたサン=テグジュペリの言葉です。
私たちの日本は経済大国となり、お金を出せば何でも手に入れることのできる贅沢な国になったのかもしれません。しかし、人々はストレスや閉塞感も抱えています。
何か個人的な問題に直面した場合には、お金では心の問題は解決できません。家族や親友、恩師がそばで微笑みかけてくれ、優しさを示してくれる時、自分の心の苦しみがいくぶんか和らぎ、生きる希望が湧いてきます。相手を慈しみ、相互の心のつながりを感じられることが真の贅沢です。
慈しみや心のつながりが大切なのは人間だけではありません。すべての生き物もそうでしょう。たとえ瀕死の犬や猫に、いくら高価なお肉を与えても食べられません。むしろ、その犬や猫のそばにあなたがいて、優しく撫でてあげることの方が、動物にとってもきっと安らぎとなるでしょう。
いつの時代にも求められるのは、お金には換算できない、より深い人間の価値、慈しみと心のつながりです。心の絆を育んで、互いに敬い支えあい、困難を乗り越えていくことができればいいですね。
※京都新聞3月27日に寄稿「自死を見つめて あなたへの言葉」が掲載されました。
ご縁をいただいた記者や皆様に心から御礼申し上げます。

(April 27, 2009)

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