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Graduate School of Law

法学研究科

学位論文審査基準

1)テーマの設定が明確であること。
① テーマ選択の理由が明確であること。
② テーマとの関連における問題点の分析・検討視点が明確であること。

2)分析・検討が論理的であること。

3)少なくともテーマに関連する日本語の文献を渉猟し、それらを自己の視点で分析していること。

4)分析視点に何らかの独創性があること。
基本的には、修士論文である限り、上記の基準を満たしていない場合には、修士論文とは認めない。なお、
① 留学生に関して、国際比較の視点が入ることは望ましいが、少なくともその専門領域に関連する日本の問題状況等を十分に把握していることが必要である。
② 博士後期課程に進む学生については、原則として、少なくとも一つの外国語を利用した国際比較研究が必要である。

当該院生の生活上、職業上の問題意識に根ざすテーマを法学的ないし政治学的に考察しようとする研究の場合、その成果は課題研究として提出することができる。ただし、次の基準を満たす必要がある。

1)テーマの設定が明確であること。
① テーマ選択の理由が明確であること。
② テーマとの関連における問題点の分析・検討視点が明確であること。

2)分析・検討が論理的であること。

1)研究テーマと問題設定の妥当性
研究テーマと問題設定に学術的及び社会的意義が認められること。

2)先行研究との関連性
当該研究分野に関する先行研究を十分に整理したうえで、先行研究との関連性が明らかにされ、かつ研究上の意義が示されていること。

3)研究方法の妥当性
研究方法が明確に示され、かつ妥当であること。また論文の内容が、提示された研究方法に沿って論理的に構成され、文献や資料が適切に取り扱われていること。

4)結論の妥当性
当該研究分野の基準から判断して、結論が論理的かつ明確に導き出され、かつ説得的であること。

5)論文の独創性
テーマと問題設定、研究方法、内容の論理性、結論などから判断して、学術論文としての高度な独創性を備えていること。

6)体裁
当該学問分野の基準に照らして、学術論文として適切な体裁を整えていること。

制定 1996年3月11日
一部改正 1997年12月10日

〔受理委員会〕

1.本研究科委員会に対して学位申請の申出があったときは、「博士学位の申請にかかる論文等提出要領」1に記載された②論文目録、③学位申請論文および⑤参考論文の提出を求め、研究科委員会は受理するか否かを審査するための受理委員会を設ける。

2.受理委員会は、研究科委員会の選出にかかる大学院担当者3名をもって構成する。

3.受理委員会は、同委員会が設置された日から3ケ月以内に受理の審査を終了し、意見を添えて研究科委員会に報告しなければならない。

4.研究科委員会は前項の報告に基づき、学位授与申請を受理するかどうかの決定を行う。受理の可否については、研究科委員会において、その過半数の賛成によって決定する。

〔審査委員会〕

1.研究科委員会が受理の決定をおこなったときは、研究科長は、申請者に対して「博士学位の申請にかかる論文等提出要領」1に記載された④「学位申請論文要旨」の提出を求める。

2.前項により書類が提出されたときは、研究科長は審査委員会を設ける。研究科委員会は、当該専攻科目の担当教員及び他の関連科目の大学院担当教員から3名の審査委員を選任する。ただし、研究科委員会が必要と認めたときは他大学または研究所等の教員等を選任することができる。

3.審査委員会は、受理委員会設置の年度内に論文審査ならびに大学院学則第15条に定める最終試験を終了しなければならない。

4.研究科委員会は、審査委員会の提出にかかわる論文審査報告書および最終試験の試問報告書にもとづき、学位規程第9条3項及び4項にかかわる議決を行うものとする。

付則 この内規は1996年3月11日から施行する。

付則 (受理委員会第1条、審査委員会第1条、第2条、第3条、第4条改正)
この内規は1997年12月10日から施行する。

制定 1996年3月11日

〔受理委員会〕

1.本研究科委員会に対して学位申請の申出があったときは、「博士学位の申請にかかる論文等提出要領」1に記載された②論文目録、③学位申請論文、⑤参考論文および⑥履歴書の提出を求め、研究科委員会は受理するか否かを審査するための受理委員会を設ける。

2.受理委員会は、研究科委員会の選出にかかる大学院担当者3名をもって構成する。

3.受理委員会は、同委員会が設置された日から3ケ月以内に受理の審査を終了し、意見を添えて研究科委員会に報告しなければならない。

4.研究科委員会は前項の報告に基づき、学位授与申請の受理につき審議のうえ、受理するかどうかの決定を行う。受理の可否については、構成員の3分の2以上が出席する研究科委員会において、その過半数の賛成によって決定する。

〔審査委員会〕

1.研究科委員会が受理の決定をおこなったときは、研究科長は、申請者に対して「博士学位の申請にかかる論文等提出要領」に定められた書類(ただし、受理委員会に既に提出された書類を除く)の提出を求める。

2.学長より本研究科委員会に対して学位授与審査の委嘱があったときは、研究科長は審査委員会を設ける。
研究科委員会は、龍谷大学学位規程第7条に基づき3名の審査委員を選任する。

3.研究科委員会が龍谷大学学位規程第5条2項の「外国語および専攻学科」に関する試問を必要と判断するときは、審査委員会がこれを実施する。

4.龍谷大学学位規程第5条2項による学位授与審査にあたっての外国語の試問は、次の場合にはこれを免除することができる。
①学位論文の内容から語学力を確認できるとき。
②大学において外国語講読に関する授業を担当した経験を持つとき。
③その他語学力を確認しうる資料のあるとき。

5.審査委員会は、受理委員会設置後1年以内に「外国語および専攻学科」の試問および論文の審査を終了しなければならない。

6.研究科委員会は、審査委員会の提出にかかわる論文審査報告書および試問報告書にもとづき、龍谷大学学位規程第9条3項および4項にかかわる議決を行うものとする。

付則 この内規は、1996年3月11日から施行する。

1.提出書類等(①~⑦を取り揃えて提出のこと)
①学位申請書(学位規程様式 別表第6) 1通
論文目録 3通
③学位申請論文(下記2.学位論文の体裁参照)
④学位申請論文要旨 3通
「龍谷大学大学院論文用紙」(400字詰)10枚以上20枚以下
ワープロを使用する場合、縦書き1頁縦40字×横25行または横書き1頁横40字×縦25行(いずれもA4版用紙)4枚以上8枚以下
⑤参考論文 参考論文を提出するときは、当該参考論文 3通
⑥履歴書(学位規程様式 別表第7
ただし、著書、論文などが多数にわたる場合には、「研究業績一覧表」を別紙にて提出することができる。
⑦審査手数料
審査手数料については法学部教務課に問い合わせてください。

2.学位論文の体裁
①書   体
日本語とし、手書き(黒ペンまたは黒ボールペンに限る)、ワープロのいずれかとする。
②用紙・字数
龍谷大学大学院論文用紙」(400字詰)250枚以上(注を含む)。
ワープロを使用する場合は、縦書き1頁縦40字×横25行または横書き1頁横40字×縦25行(いずれもA4版用紙)100枚以上(注を含む)。
ただし、参考文献、資料等は枚数に参入しない。
③体   裁  製本不要
④印刷論文等
①、②、③にかかわらず、既に印刷公表された著書・論文等については、これをもって提出することができる。
⑤提出部数   3通(学位規程)

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