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Faculty of Law

法学部

今川 嘉文

今川 嘉文
教員氏名
今川 嘉文(いまがわ よしふみ) 教授

ご自身の専門分野と、その分野を選んだきっかけを教えてください。

(専門分野)会社法、金融商品取引法、信託法、保険法、債権法、有価証券法等、ビジネス関連法および消費者保護関連法を研究しています。例えば、企業不祥事における民事責任の追及と損害額の算定、中小企業オーナーの財産・株式管理と承継の法律実務等です。なお、PCインターネットの「今川嘉文・research map」において研究内容・社会的活動を紹介しています。(選んだきっかけ)新聞社に勤務している頃、学部生時代に勉強したことが、目の前で現実に起こっており、より関心を強めました。裁判実務に多数関与して、研究領域が広がりました。

専門分野の面白さを教えてください。

日々の報道を見れば、企業をはじめ様々な不祥事は繰り返され、紛争の回避または処理に関し、いかなる解決策・防止策が効果的であるかは、様々な利害関係者の意図・本音および副作用を併せて検討しなければならないでしょう。実社会で何が問題となっており、どのような事由により当事者の権利侵害を認定して、どのような解決を図るべきなのか、「ドラスティックに動く現実と将来を見据えた解決策の方策」を提言することは、ワクワクします。

大学教員になろうと思ったきっかけを教えてください。

新聞社時代、交通事故で大きな怪我を負い、入退院を繰り返す中で、もっと深く勉強をしたいと思うようになりました。また、多数の本および論文を執筆したいと思ったからです。

先生のゼミに入ったらどのような活動を行うことができますか。

第1に、ビジネス実務法務検定試験の対策をします。ゼミ生はとても高い合格率です。第2に、ゼミ独自のインターンシップを実施して、ゼミ生が実践的に社会の動きを観ることができます。大手精密機器メーカー、大手ビル管理会社、NHK大阪放送局の経営者・幹部従業員の方々にお会いして、法人の運営等をお聞きするとともに、多くの部署で研修を受けます。第3に、大手司法書士事務所で、登記業務、企業法務、相続関連事務、訴訟手続等の法律実務を学びます。第4に、ゼミ論集Ⅰ・Ⅱとして、卒業論文および判例報告を製本します。勉強の成果がビジュアル化されるのは遣り甲斐があります。ゼミ生の研究テーマは、ビジネス・消費者保護・知的財産等に関連する幅広い内容です。第5に、ゼミ生は司法試験合格、司法書士試験の現役合格、金融機関・大手企業等に就職しています。

好きな〇〇

(好きな状況)ロックバンドQUEENを聴きながらの筋トレです。

法学部の学生や、これから法学部を目指す人にメッセージをお願いします。

法律学は体系的かつ精緻です。大学という高等教育機関で法律学を勉強することは、人間の叡智に触れる貴重な機会です。学生時代に、その意義を理解することは容易ではありませんが、人生の経験値を積むことで、のちのち深く理解できるようになります。

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