十七世紀英国はルネサンスと宗教改革、出版文化の成熟などにより、現代にも通じるような新しい考え方（政治、国家、人権、恋愛観など）が、現代では通用しないような考え方を刷新していくスリリングな時代です。その現場に身をおくことで、いまでは「当たり前」とされる考え方に対して、批判的な視点が養われていきます。また現代とは異なる修辞を丹念に読み解いていき、その真意に辿り着いたときの悦びは、何事にもかえがたいです。

大学四年間の学びでは満足できず、「恋人は文学」などと嘯きながら、大学院に進学して論文を書いていくうちに、気が付くと研究者になっていました。

好きな言葉：目に映る全てのことはメッセージ
好きな作家：村上龍
好きな動物：カエル
好きな食物：ブラック・モンブラン

貼り紙禁止の貼り紙的なことは、世の中にあふれています。そういったことに対する耐性を保持しつつも（我慢できなくなると生きづらい世の中）、周りに働きかけつつ（嫌な奴だと煙たがれようとも）、自分の周りから、より生きやすい世の中に変えていく努力ができる人になりたいと思っています。