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Faculty of Law

法学部

落合 雄彦

落合 雄彦
教員氏名
落合 雄彦(おちあい たけひこ) 教授

ご自身の専門分野と、その分野を選んだきっかけを教えてください。

私の専門は「現代アフリカ政治学」と「国際関係論」です。特にナイジェリアやシエラレオネといった西アフリカ諸国の国内政治や国際関係について研究しています。アフリカ研究を志したきっかけは、大学2年生のときに、当時の総務庁(現在の内閣府)が実施していた「東南アジア青年の船」に参加したことです。東南アジアと日本の青年がひとつの船に乗って国際交流するというプログラムであり、同プログラムを通じて、東南アジアをはじめとする当時の開発途上地域に強い関心をいただくようになりました。そして帰国後、先進国ではなく途上国について学ぶならば、すでに発展の兆しがみえ始めていた東南アジアではなく、いっそのこと貧困が最も深刻なアフリカ地域を選ぼうと思い、大学3年生のときにアフリカ政治研究のゼミナールに入りました。それが契機です。

専門分野の面白さを教えてください。

アフリカ政治学は、独裁、軍事クーデタ、エスニシティ、大量虐殺、紛争といった、日本政治ではほとんど取り扱うことのないテーマを考察する実に刺激的な学問分野です。

大学教員になろうと思ったきっかけを教えてください。

大学教員になると、自分が本を読んで勉強することで(つまり、誤解を恐れずにいえば、自分自身が賢くなること)で食べていけます。私は人に教えること(教育すること)がとても苦手なので大学教員になることには多少の抵抗感がありましたが、それでも「自分が賢くなって生きていける職業」はそれほど多くないと思い、大学教員になる道を選びました。

先生のゼミに入ったらどのような活動を行うことができますか。

私のゼミは、①法学部政治学系ゼミナール合同報告会と国際関係コース異文化研究会(毎年12月開催)に向けたグループ研究と、②3回生のときに提出する3回生論文と4年生のときの卒論に向けた個人研究、という2本柱で活動を展開します。

好きな〇〇

好きなことは「寝ること」です。私は睡眠をこよなく愛します。また、好きな言葉は、「誠実、心の真のありのまま、これ常にいかに尊きかな。実際に自己の心の中に存することを語る者は、その方法いかに拙劣なるも、必ずや彼に聞かんと欲する人あるべし」(内村鑑三)です。

法学部の学生や、これから法学部を目指す人にメッセージをお願いします。

龍谷大学法学部で学べるのは、法律だけではありません。政治学も国際関係論も学べます。アフリカだって学べます。ぜひ龍谷大学法学部の門を叩いてみてください。

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