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Faculty of Law

法学部

山田 卓平

山田 卓平
教員氏名
山田 卓平(やまだ たくへい) 教授

ご自身の専門分野と、その分野を選んだきっかけを教えてください。

専門は国際法です。私が大学に入ったのは湾岸戦争の直後で、世間一般に国際ニュースへの関心が強い時期でした。さらに、若い世代は海外への憧れが強く、今より「外向き」だったように思います。そんな背景から私も国際的なものへの憧れがあって、国際法に興味を持ちました。

専門分野の面白さを教えてください。

国際法は主に国と国の間のルールです。国連憲章も日米安保条約も国際法です。混沌とした国際社会を法で規律しようとするスケールの大きさが魅力です。同時にそのスケールの大きさゆえに大雑把なままに終わらないよう、どれだけ緻密な法にしていけるかが勝負であり研究の醍醐味です。

大学教員になろうと思ったきっかけを教えてください。

なろうと思ったというより、気がついたらこの仕事に就いていた印象です。学部3年の秋に一念発起して司法試験の勉強を始めました。でも中学高校に続いてまた受験勉強の日々となり、試験のための勉強に嫌気が差してしまいました。同級生の卒業を横目に進路に悩んでいたとき、オブザーバーで参加していた国際法ゼミの発表準備で充実感があったことを思い出しました。そこで今度こそ興味関心にまかせた勉強をしたいと思って、研究者を目指して大学院に進路変更しました。

先生のゼミに入ったらどのような活動を行うことができますか。

関西国際法ディベート大会に出場します。これは1996年から続く伝統ある大会で、現在は本学以外に同志社大学、立命館大学、関西学院大学、京都女子大学が参加しています。国際法の勉強になるのはもちろん、人前で話す能力を鍛えたり、他大学にも人脈ができたりします。

好きな〇〇

「読んで考えて書く」という単調な日々を送るのが一番幸せです。その他では、寿司、蕎麦、温泉が好きです。

法学部の学生や、これから法学部を目指す人にメッセージをお願いします。

「勉強が好き」という人は少ないですが、とことん深くやってみると面白くなってきます。人間には誰しも知的好奇心があります。その好奇心の赴くままに本を読み、深く考え、教員や友人と議論をして下さい。そんな贅沢をできるのが大学生の特権です。

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