最近は「コモンズ」の研究をしています。コモンズというのは法学部の学生の皆さんには馴染みがない言葉だと思いますが、地域の森や草地、川や海などを地域の人がみんなで利用する制度で、日本でいえば「入会」などがそれにあたるとされています。そこでは民法の一般的な原則には収まらない関係が展開していて、その解明自体が興味深いことですし、今の法や社会の在り方を見直すきっかけを与えてくれます。最近では、オープンアクセスの著作権など様々なところにコモンズの考え方を使うようになってきています。

一言でいえば、成り行きです。大学での生活が好きだったので、もう少し大学にいようと思っているうちにここまで来たという感じでしょうか。そこでいろいろな面白い人、面白いことを言っている人に会い、いろいろと話（言い合い？）をするのは楽しかったですね。申し訳ないですが、若いころは大学での教育にはあまり関心はありませんでした。

何でもできます。私を引っ張りまわしてください。
（とりあえずは、面白いことを探すことからスタートですね。）

好きなこと
大学に勤めるようになって夜更かしが常となり、夜のテレビでB級映画などを見るのが好きになりました。ここ数年はアメリカのテレビドラマを見ることが多かったのですが、最近はスポーツ番組、特にバドミントンと卓球の観戦にはまっています。昔はスポーツをするのも好きでしたが、もう体が動きません。

法はちょっととっつきにくいでしょうか。でも、いろいろな味わい方があります。実用的な面もあり、思弁的な面もあり、時には悪用もできます。社会について知りたい人、人間について知りたい人に、一番のおすすめです。